知ってるよ 悪いのは僕だもん
知ってるよ 君をこんなにしてしまったのは僕なんだから。
それでも 狂おしいほどに君を想う。
□□□君に死神の口付けを□□□
「・・・・・・」
「ガッコウ・・・遅刻しちゃうね」
「・・・・・・・・・・あぁ」
朝起きると目の前には大穴(というより激しい破壊活動の跡)
普通に「危なかった」とか「犯人に逃げられた」とかじゃなく、「ガッコウに遅れちゃう」
トラックって、ぶつかるとこんなに壊せるんだ・・・・・?
「・・・今日学校どーするんだ?」
「ん・・・・行かない」
「わかった。 手伝いだけして行くか」
ガッコウに行かない理由は、「なんとなく気分が悪いから」
嫌な予感もするけど、やっぱり気持ち悪い。
「陽に当たり過ぎんなよ。ぶっ倒れるぞ」
「うん・・・ダイジョウブ・・・・」
なんか自分の声が遠くから聞こえる・・・
と思ったとたん、世界が暗転した。
「なんか陽ィ強えぇな・・・・」
が倒れたら大変だ。
「陽に当たり過ぎんなよ。ぶっ倒れるぞ」
・・・・返答が、ない。
「・・・・?」
ドサリ
「はっ?ちょ、おい!!」
もう倒れてやがる。今日は安全だと思ってたがそうじゃなかったらしい。
「親父!が倒れた!」
「何ィ!?」
「姉!」
「おねーちゃん!」
たぶん貧血か何かだろう、の顔は青白かった。
昨日は大丈夫だったのに。なんてことはよくあることだ。
昨日はたまたま調子が良くて、気分も良かった。
でも今日はとてつもなく調子が悪かった。ただそれだけのこと。
―――――なのに、こんなにも嫌な予感がするのは俺の気の所為だよな?
■
ちりん 鈴が鳴った
続けて二回、鈴が鳴る
「ぼく・・・」
「おお!気が付いたか!」
「お父・・さん?」
さっきの音は空耳か。 僕は倒れたのか。
「きっと昨日トラックが突っ込んできたときに疲れたんだろう。少し休んどけ」
僕は、寝ていても周囲に神経を張り巡らしている。・・・・・らしい。
「らしい」というのは、僕がそれを見たことがないからだ。(当たり前っちゃ当たり前だけど
一護や夏梨の話によると、悪酔いしたお父さんが寝てる僕を踏んでしまいそうになったことがあるらしい。
そのとき、僕は不自然な避け方をした。と言われた。
不自然な避け方というのが何度聞いてみてもわからない。
「あーなってこーなって」なんて聞いていたら眠ってしまったこともあるくらいだ。
ちょっと、信じられない気もしたけど。一護がそう言うんならそうなんだろう。
そんなことを考えながら、いつのまにか眠りに落ちる。
耳元で昼飯がどーのこーのと言っている誰かの声が聞こえた・・・・気がした。
■
空座町 PM 11:30
白猫、純色の鎌を振りながら踊る
「回る、回る、僕らは回る」
追いかけて、追いかけて
「運命の環の上を、ただひたすらに」
悲鳴を上げる元は人だった者を斬り伏せて
「回る、回る、僕らは回る」
狂気の笑みを浮かべながら
「生きているのは僕らか君か」
「ねぇこっち・・・おいでよ」
僕を闇夜に引きずり込む者が、いる
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(06-09-10)